シベリアンエクスプレス

専業投資は不労所得が確実に手に入る優しい世界ではない

time 2019/08/12

どのようなジャンルの投資を行うのであれ、トレーダーというあり方はあくまで副業であって、副収入を得るための手段として考えたほうがよいのではないかと思います。投資家を志す初心者は、不労所得の面だけに眼を向けてしまい、専業投資家という見果てぬ夢を追い求めたくなるものですが、専業投資家というのは、イメージほど簡単でも楽でもありません。

専業投資家は投資だけで生活費のすべてを賄わなければならない

専業投資家になるためには、まず、元手となる投資資金の準備をしなければなりません。それから、その準備した投資資金で安定した収益を得て、自分の生存に必要な生活費などをすべて賄わなければなりません。そして、これを、命が続く限りはつねに続けていくことになるわけです。自分の生存を、不確定要素だらけの投資というものに投げかけて暮らさなければならないのが専業投資家です。

専業投資家が眺めるデイトレードの画面などは、副業・副収入的にトレードを行っている投資家が見つめている画面とは、その重圧や切実さがまるで違います。

専業投資家にとって取引をする市場は命がけで参入する戦場である

比喩としてではなく、言葉通りの意味として「命がけ」であり、投資の成功が生死に関わるのですから、専業投資家というのは非常に強いストレスを抱えながらの投資を余儀なくされます。さらに、このような投資を前提としているばかりでなく、専業投資家として成功して活動を継続できる確率は非常に低いときています。生存率がきわめて低いのが専業投資家というあり方なのです。

それが金にまつわることである以上、投資の世界というのは極めて残酷です。「働かなくてすむ」という甘い考えで投資の世界に参入すると、金のもつ残酷さによってあっという間に身を滅ぼすことになるでしょう。
https://economic-research.net/

日常&グルメ